モバイルバッテリーの使い道は、スマートフォンの充電が一般的ですよね。そんなモバイルバッテリーは、実はノートパソコンや任天堂Switchなどのゲーム機なども充電出来る万能バッテリーなのです。
充電するにあたり、規格などの制約もありますが、性能を見極めてお得なモバイルバッテリーライフを充実させてみませんか?
目次
モバイルバッテリーの進化
ひと昔前と比べると、モバイルバッテリーは大きく進化しています。目に見える変化は、置くだけ充電に代表される「qi充電」や充電コネクターの形状の変化によってUSB Type-Cなどのリバーシブル充電が真新しい変化ですね。
このUSB Type-Cコネクターは、モバイルバッテリーに限らずスマートフォンや任天堂Switchの充電端子にも活用されています。

モバイルバッテリーの主な規格
- qi充電とは
- USB Type-Cによる充電速度の向上
この2つが主な進化点になります。①にかんしては、任天堂Switchの充電には直接関係ありませんが、これからの充電スタイルを大きく変える技術なので、覚えておいて損はない情報ですね!
任天堂Switchからノートパソコンまで対応するモバイルバッテリの特徴
モバイルバッテリーを購入する際に、任天堂Switch対応と記載されていれば問題なく購入すると思いますが、世の中の大半のモバイルバッテリーがそのような記載がないのが通常です。
そこで、任天堂Switchの充電に対応しているモバイルバッテリーの見分け方を中心に紹介
まずは、任天堂Switchのバッテリー容量
Nintendo Switch本体(新モデル・従来モデル共通)
3.7V / 4,310mAh / 16Wh
Nintendo Switch Lite本体
4.35V / 3,570mAh / 15.5Wh
引用:任天堂公式よくある質問
ここで注目してもらいたいのが、 Nintendo Switch本体(新モデル・従来モデル共通)の例でバッテリー容量が4310mAhなので、単純にモバイルバッテリーの容量と割ってやれば、何回分か計算できます。実際にはロス分を考慮する必要がありますが、そこまで大きく変わることはないですね。
この任天堂Switchの容量よりも大きいバッテリーを購入しなければ、充電が出来ても充電容量が足りないので使い物になりませんよね。まずは、10000mAh以上の容量のバッテリーを購入しましょう。
USB-PD対応のバッテリーが望ましい
任天堂Switchは、USB PD(USB PowerDelivery)の規格に対応しています。このUSB PDとは、USB Type-Cケーブルの電流値(A:アンペア)を通常の定格以上で充電するための規格となっています。
任天堂Switchが対応しているUSB PD規格は以下の通りです。
- 5V/3A:15W充電、15V/3A:45W充電の2パターン対応しています。
もしもUSB PDが対応していなければ、15W程度の充電速度が限度となるのでいつまでたっても充電が完了しないなんてことになってしまいます。
モバイルバッテリーによって充電スピードが全然違う
任天堂Switchを充電するためには、最低でも15W程度の充電が出来るモバイルバッテリーが望ましいです。この条件を満たすためには、USB PDの規格以外に使用するケーブルなどの種類によっても大きくスピードが変わってしまいます。

このように、約15W程度を安定的に出力する必要があります。写真のバッテリーは、10000mAhの大容量にも関わらず、世界最小クラスのモバイルバッテリーとして、非常にオススメです。
このUSB PDの充電規格は、充電される側のコンディション(充電残量)などを自動的に判断して変動させるので安全性も問題ありません。
筆者おすすめ!PAVPower RP-PD186

- USB-Cポート出⼒(PD対応):最⼤29W (5V/3A, 9V/3A, 12V/2A, 14.5V/2A)
- USB-Aポート出⼒(QC 3.0対応):最⼤18W (5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A)
- 合計最⼤出⼒:最⼤29W(USB-Cポート PD 18W+USB-Aポート 5V/2.1A)
- USB-Cポート⼊⼒(充電時 PD対応):最⼤18W (5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A)
任天堂Switchの専用アダプターの出力は
15V/2.6A:最大39Wなので、ほぼ同程度の充電時間を確保することが可能なのです。
こちらの「39runon」様の記事が非常に分かりやすいので参照してみてください。
長期旅行に最適!RAVPower RP-PB201
こちらのバッテリーは、脅威の60W出力が可能となっています。その変わり、本体の重量が371gと少し重たいです。
ハイエンドノートパソコンも普通に充電出来るほどの高速充電が対応しているので、長期旅行に1台これがあれば安心感がありますね!また、バッテリー本体の大型化による本体充電時間が長くなるデメリットについても、30Wまでの入力充電も可能なので規格さえ合えば、4時間程度で満充電が可能になります。
RP-PD186の兄弟機として発売されている大容量バッテリーだけあって、シンプルな構造かつUSBポートの配置もほとんど同じ構造となっています。そのかわり、重量も2倍に増えましたが性能もほぼ2倍となっています。
RP-PD186のスペック
- 充電容量:20000mAh
- 本体重量:371g
- 最大出力:60W(5V/3A:15W, 9V/3A:27W, 12V/3A:36W, 15V/3A:45W, 20V/3A:60W)
モバイルバッテリーの容量が増えると、バッテリー自体の充電時間を考慮する必要も出てきますが、RP-PD186は、本体充電30Wまで対応と比較的早く充電することが可能となっています。
任天堂Switchにの用途の合わせてモバイルバッテリーを選ぼう
任天堂Switchの使用用途なんて一見関係ないように思えますが、普段スマートフォンなどの充電に使用。たまに任天堂Switchを補助的にモバイルバッテリーで充電するなど使い方は、様々です。
通常は、10000mAh程度の容量があれば十分ですが複数の端末を同時に充電したい人などは、今回紹介したバッテリーでは心元ないかもしれないですね。
筆者としては、端末1台をオールマイティーで充電出来る性能があるモバイルバッテリーを必要としていたので今回のブログで紹介しました。
是非、参考にしてみてくださいね!
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