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【2020】厳選!機能別空気清浄機の選び方紹介!加湿ほんとに必要?

空気中に含まれる微粒子(ハウスダスト)やニオイを消臭・除去するため、リビングなどの普段生活する居住空間では必須アイテムです。最近では、PM2.5や花粉などのさまざまなアレルゲン物質や有害物質を除去できるモデルが数多くリリースされています。特に、コロナウィルスが流行してマスクが入手しにくい状況も重なって、花粉症などのアレルギー持ちの人は、効果的に空気清浄機を使いたいですよね!

用途や部屋のサイズに合わせた、空気清浄機の選び方とオススメ商品厳選して紹介します。最後まで読んでくれると嬉しいです。

空気清浄機の除去方式

空気中の浮遊物の除去がメインの機能になります。除去する方式はいくつかあり、基本的に「ファン式」と「イオン式」の2つがあります。また、ハイブリット形式の空気清浄機もあります。

ファン式空気清浄機とは

家庭用の空気清浄機に採用されているファン式タイプは、扇風機やエアコンと同様にファンにより強制的に空気を吸い込み、ハウスダスト等をフィルターでろ過して、キレイな空気を吹き出す方式となっています。

ファン式空気清浄機の原理
  • 部屋の汚れた空気を吸い込みます。
  • プレフィルターで比較的目に見えるサイズの大きさのゴミをろ過
  • HEPAフィルターで目視出来ないサイズの微細なゴミをろ過
  • 脱臭活性炭フィルターでニオイ消し
  • 吸気ファンには綺麗な空気が吸い込まれます。
  • 最後に、空気を排出

基本的な構造と空気の流れはこのような形となっています。このタイプの空気清浄機の性能は、基本的にHEPAフィルターの寿命と吸気ファンの大きさで性能が大きく変化します。

ファン式に欠かせないフィルター性能

2009年に新型インフルエンザが流行したのを覚えているでしょうか?この時期をきっかけに銀イオンなどの除菌技術が大変注目を集めました。空気清浄機は、ろ過フィルターで空気をこす力が高ければ高いほど、空気をキレイにする事が出来ます。そのため、空気中のホコリや花粉などを効率よく吸い込み、集じんする能力=性能といっても過言ではありません。

フィルターの性能
  • 花粉は直径30~50μm(マイクロメートル)
  • ハウスダストは10~40μm
  • 黄砂は4μm
  • PM2.5 は2.5μm
  • ウイルスは500nm(ナノメートル)以下

上記図のように、浮遊物の大きさは異なるため、逃さず捕集するためには、空気中の浮遊物より細かい目のフィルターが「ファン式」空気清浄機では必要不可欠です。主に家庭用・工業用として使用されているHEPAフィルターは、JIS規格で「定格流量で粒径が0.3μmの 粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の 性能を持つエアフィルター」と定義されています。

最近では、静電気を利用しフィルターに吸着しやすくした「静電HEPAフィルター」を搭載しているのが一般的。

イオン式空気清浄機の構造

イオン式は、主に小型サイズの空気清浄機に採用されていることが多いです。形状は、ストラップにぶら下げて使用するタイプや車載用などがあり、本体から発生させたマイナスイオンが空気中の微粒子や花粉などに吸着することで、微粒子同士が集積され地面に落下させ、また分解作用によって無害化させる効果があります。

イオンの吸着イメージ

イオン式の最大のメリットとして、消費電力が少なく基本的には、無音なので外出先で身に着けて使用するタイプが主流となっています。

消費者庁より、注意勧告があります。

新型コロナウィルスの予防効果を標ぼうする文言が、感染予防の誤った対応をまねくとして緊急改善要望を実施しているます。あくまで、新型コロナうぃするの特性が明らかではなく、民間施設での実験実施が不可能な現状から、新型コロナウイルスの予防効果をうたう商品は、客観性や合理性を欠くと判断。原文:消費者庁、新型コロナの広告表示で緊急改善要請、マイナスイオン発生器やイオン空気清浄機など

空気清浄機の性能を見分けるポイント

空気清浄機は、基本的に性能を数値として表記されています。性能の指標の見方さえわかれば、簡単に自分にあった空気清浄機を選ぶことが可能です。主に3つポイントがあるので紹介。

空気清浄機の選び方

空気清浄機には多種多様なモデルが存在します。日本国内メーカーでは、付加機能を持たせたハイブリットモデルが主流となっています。しかし、海外メーカーではシンプルな空気清浄能力がメインとなっているパターンが多いのが特徴です。

また、設置型空気清浄機のほか、持ち運び可能な空気清浄機など用途によって製品体系が大きく異なるのも特徴のひとつです。まずは、設置型と移動型に分けて紹介

設置型の空気清浄機

設置型の大きな特徴は、動力をコンセントから取ることが出来るので、24時間フル稼働できることです。このタイプの場合、ファン式の空気清浄機がメインとなります。主な理由がファン式空気清浄機は、イオン式よりも消費電力は大きい代わりに適用床面積が圧倒的に広く高性能で、購入コストも抑えられるからです。

このほか、建物の気流を空気清浄機からの送風によって循環させることで、清浄能力を高める作用も期待できます。

このような形の空気清浄機がオーソドックスなファン式空気清浄機となります。

設置型の空気清浄機を選ぶ7つのポイント

移動型の空気清浄機

小型軽量で気軽に持ち運びできる空気清浄機であれば、移動先の個人の空間だけ綺麗な空気にして快適に過ごすことが出来るので一定の需要があります。移動型で積極採用される方式がイオン式空気清浄機で、最大の特徴が無音で省電力なので小さなバッテリーを内蔵するだけで簡単に動作させることが出来ます。

空気を清浄する範囲も限定的で狭い空間だけで済むので、清浄能力が低くてもイオン式が採用された商品が多いのです。

移動型の空気清浄機の選ぶポイント

当ブログおすすめ空気清浄機!厳選3選

多種多様な空気清浄機を見てきた筆者がオススメする、本当に欲しい空気清浄機を3つ厳選して紹介します。予算など全く気にせず最高だと思う空気清浄機を厳選しているので、参考までに見てください。

オススメ度:★★★★★日立「クリエア EP-NVG90」

日立のクリエアシリーズは、自動フィルター機能が素晴らしく年に1度掃除をするだけ。フィルターでゴミを集塵ろ過するので、こまめな手入れが推奨されている中でこの機能は本当に素晴らしい。

そのうえ、1年なんていつか忘れてしまうと思いますが、ダストボックスにゴミが溜まるとお知らせしてくれる機能も搭載しているので、忘れる心配もありません。

また、自動洗浄のお掃除ユニットのブラシやダストボックスが抗菌仕様となっているほか、その他フラップや吹き出し口やプレフィルターにステンレスを採用しているため、雑菌が非常に付着しにくいよう設計されています。また、加湿フィルターに水が浸らないようになっているため、カビ抑制にもなります。

加湿の仕組みとしては、ポンプで水をくみ上げ、フィルター上部から水を含ませる方式を採用しており、必要な加湿度合いを給水量でコントロールしているのが特徴となっています。

オススメ度:★★★★☆ダイソン「Dyson Pure Humidify+Cool」
ダイソン 空気清浄機【加湿機能・送風機能付】(空清36畳まで/加湿10畳まで ホワイト/シルバー)Dyson Pure Humidify + Cool PH01 WS
Dyson(ダイソン)

ラインアップには扇風機としても使える加湿空気清浄機がありましたが、本製品は加湿方式を従来の超音波式から気化式に変更になりました。「空気清浄機、加湿器、扇風機」という3つの機能を備え、お手入れ機能の簡略化にこだわったダイソンの加湿空気清浄機「Pure Humidify+Cool」が2019年11月29日(金)に登場。

衛生面にもこだわっており、水を除菌しながら加湿を行っています。仕組みは、タンクからくみ上げた水を紫外線ライトで照射して除菌を行い、キレイな水を除菌作用のある加湿フィルターに通過させる仕組みを採用しています。ダイソンの最大の特徴は、加湿機能搭載の空気清浄機では、お手入れが欠かせませんが、掃除に手間がかかっていましたが、本製品は、加湿フィルターをタンクに入れて自動洗浄できる便利な機能が備わっています。

空気清浄機としての性能も、吸気口すべてを円柱形状のHEPAフィルターと活性炭フィルターが装備されているので、微細な粒子もしっかり集じんします。また有害なガスなども除去可能となっています。また、自然に近い風を送る「ブリーズモード」が搭載されている点もダイソンの魅力となっています。そのほか、運転音が抑えられ、ディスプレイも減光するナイトモードも完備。Wi-Fi機能も搭載されています。

オススメ度:★★★☆☆シャープ「天井空清 FP-AT3」
SHARP FP-AT3-W LEDシーリングライト一体型空気清浄機 「天井空清」 ホワイト系
シャープ(SHARP)

コンセントの位置や見た目、その他床面に空気清浄機を置けないなら、「シャープの天井空清」がオススメです。シーリングライト下部から空気を吸い込み、フィルターで空気をキレイにろ過して洗浄します。

詳しくは、こちらの記事を確認してください。

筆者から最後にアドバイス

様々な用途の空気清浄機が販売されています。是非、最高の空気清浄機を手に入れて快適な生活を手に入れてくださいね。

空気清浄機の寿命と買い替えのタイミングとしては、使用開始から約6年が限度です。これは、国税庁が定める耐用年数省令を元に記載してます。

メーカーでは、10年対応などと記載の空気清浄機もありますが、フィルター寿命を考えると、よほどの良好な環境で使用してないと厳しいですね。一般家庭で使用が想定されるリビングなどでは、料理などの際に発生するオイルミスト(油汚れ)が浮遊しているので、寿命は極端に短くなります。

まずは、長く快適に使用したいのであれば、フィルター交換時期を確認して定期交換をおこないましょう。

用途にあった性能の空気清浄機を手に入れたなら、「空気清浄機の効率的な設置方法」についても記事にしてるので、参考にしてみてください。最後に部屋の隙間などに設置すると効果は半減してしまうのでなるべく空気清浄機は広い環境で使用することをオススメします。

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