シロンの裏日記

家電やスマホ、パソコン等の情報を更新中

スポンサードリンク

マスクの価格下落始まる!1箱500円以下の販売報告も出始めた

マスクの品切れ・価格上昇が始まって数カ月、家計の支出負担にもなっていた不織布マスクですが、ここ最近値段が下がり始めたとの報告がSNS中心に話題となっています。

一時、不織布マスクの価格は1箱30枚入りで数万円近くまで値上がり、政府がマスクの転売禁止令を出す始末までになりました。最近では、30枚入り一箱2000円~5000円前後まで値下がりましたが、それでも以前と比べると10倍近く値上がりしたマスク。

シャープを始めとした企業では、マスク生産に乗り出したりと話題になるほど。シャープのマスクの例では、送料を含めると4000円以上の高級マスクにも関わらず、販売サイトがアクセス障害となるほどの話題っぷりに日本国民がマスクを喉から手が出るほど求めている状態でした。

マスクの低価格化が始まりだした

ここ最近、一箱30枚入りで、500円以下のマスクの話題を聞くようになった。これは、新型コロナウィルス感染蔓延後には、見かけることが出来なかった価格帯だけに、すぐさまSNSを中心に拡散され現在では売り切れ状態となってしまった。

ネット通販では、Amazon・楽天などの販売価格をまとめたサイトなどが有名ですが、最安値でも25円前後ですがコストコではマスクが1家族に付き1箱ですが30枚418円と1枚当たり約13円と非常に低価格で販売されていました。

ここまで値段が暴落しても、以前よりは高い印象を受けますが、SNSなどではマスク価格の適正化などとしてトレンド入りするなど話題になっています。

マスク価格の暴落が招く悲劇も

シャープを始めとする、企業では日本製マスクの生産を開始したばかりです。そんな不織布マスクの底値ともいわれている価格が、1枚当たり25円~30円ほどが限界と言われています。

もしも、1枚あたり10円前後のマスクが一般に出回った場合、せっかく稼働し始めた工場の不織布マスクが販売不振になる可能性が非常に高く、早くも赤字リスクの懸念が浮上してしまう事態になってしまいます。

5月9日現在の代表的な例では、シャープのマスクが50枚入り、2980円(税抜き)+送料660円で販売されています。税込みでのトータル金額は、3938円と4000円近く1枚当たり約80円と考えると、かなりの高級マスクに感じられます。

この価格帯のマスクが、6万箱の提供に対して購入応募数が680万人と非常に購入者が殺到していますが、この流れが果たしていつまで続くのかが心配です。

中国のマスクはどうなってる?

不織布マスクの値段を気にするユーザーとしては、中国製などの低価格マスクの入荷状況が非常に気になりますよね。現状、中国からの輸入マスクは、規制強化により個人での輸入が出来ない状況となっています。

中国では、2020年4月1日に衛生マスクに関する法律が施行され、「衛生マスクとしての正式な生産元を証明する資料」が必要となりました。また、輸入者の名義が法人名義でないと輸入できない状況となっています。なので、個人が転売目的などで輸入することが出来ないようになっています。

中国からマスクを輸入するには以下の手続きが必要になります。

  • 事業者登録(謄本)
  • 生産許可証
  • 検査報告書
  • 医療機器登録証明書
  • 商品説明書
  • 商品管理番号
  • 安全品質合格証
  • 商品サンプル写真と外装写真
  • 対外貿易権の所持

このように複雑なプロセスを踏む必要があるため、輸入出来る法人名義の会社でも入手困難なため中々、日本国内に出回らない状況となっている模様。

中国国内ではマスクが投げ売り状態

不織布マスクの輸入には複雑なプロセスを踏む必要がり、輸入困難な状態となっていますが中国国内ではマスクの投げ売り状態が問題視されています。

この投げ売り状態が加速すると起きるのが、転売屋の損切だ。同じことは日本国内でも予兆が表れ始めている。現在では、Amazonや楽天などの販売サイトでは1箱50枚入り2500円程度で購入出来るようになってきている。

輸入ブローカーが持ち込むマスクの値段が下がれば、国内マスクの値段も必然的に下がるが、この流れが加速すると在庫過多で抱えている店舗などが大量に売れ残りマスクを抱える可能性が日本国内でも十分に起こりえるのだ。

この売れ残りマスクがどのような末路を辿るかを考えると非常に深刻な状況になるのが容易に予想できてしまう。在庫を保管するのもタダでは無いので、行き場の失った不織布マスクは、匿名で病院などに送り付けられたりするだろう。だかタイミングを間違えれば、どのルートで入手されたマスクかもわからないマスクを安全最優先の医療機関で使うことはまずありえないので迷惑行為にしかならないだろう。

今後、マスクの値段が暴落するのは筆者としては、大歓迎であることは間違いないが、生産現場や販売店などからすると頭を抱えたくなるほどの死活問題かもしれない。

LEAVE A REPLY

*

Return Top