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コンセントLANってなに?PLCの規格や技術メリット、デメリットのあれこれ

無線LANの普及がかなり進んでるため、ほとんど名前を聞くことが無くなったPLCですが、まだまだ利用価値のある規格なので紹介致します。

PLC(Power Line Communicationsの略)とは

電力線を通信回線として使用する装置のことをPLC(ピーエルシー)LANと言います。
壁コンセントがあればどこでも使用することが出来るため、一般家庭にて1階~3階までLAN環境を構成したい場合などに、1階と3階の壁コンセントに機器を挿入するだけでネット環境を構成できます。

PLCのメリットとは

  1. LANケーブルを用意する必要が無い。
  2. 壁の中に隠ぺいされた電力線を使用するので、LANケーブルを部屋の中を這わせる必要がない。
  3. 無線LANと違い、電波干渉が無い。また壁などによる遮蔽物があっても通信品質に影響がない。

PLCのデメリット

  1. 電化製品のノイズの影響を受ける場合がある。
  2. 通信速度制限がLANと比べると遅い。(約50Mbps程度が上限)
  3. コンセントが無い部屋では使えない。

※ノイズを発生させやすい機器とは

  • 充電器(携帯電話の充電器を含む)
  • ACアダプター(モデム、ルーター、ノートパソコンなど)
  • 調光機能付き照明器具
  • タッチランプ
  • インバーター機器

豆知識
電力線は、通信を目的とした線ではありません。そのため、線同士は単に平行した平行線ケーブルとなっています。しかし、通信ケーブル(LANケーブルなど)は、ツイストペアケーブル俗に撚り線と呼ばれるケーブルを使用します。
撚り線とは、電線を2本対で撚り合わせたケーブルで、単なる平行線よりノイズの影響を受けにくくなります。

 

無線LANで悩んでいる人にオススメ!

無線LANの設定がわからない人や電波が届かない部屋があり解決策を探しているなど、色々と悩んだ挙句に無線の中継器などを購入して設定など1から勉強したくない人は、サクッとPLCを導入することをオススメします。

また、接続設定が一切ないのにセキュリティーは128ビットの暗号が 自動で行われているので、セキュリティ面でも心配はありません。

 

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