3月24日からシャープは、新型コロナウィルス感染拡大に向けて、三重県多気郡多気町の工場においてマスクの生産を開始しました。この生産開始から約1か月、ようやく一般向けマスクの販売が4/21に開始されました。そんな嬉しい情報が飛び交いましたが、まさかのマスク販売のアクセス集中の影響で、シャープ製のすべてのIOT製品が機能停止となってしまっています。
シャープ公式ページにてアクセス集中のアナウンス

シャープのIOT製品不具合について、シャープに問い合わせを行おうと試みましたが、お問い合わせ窓口の電話も込み合っているため、連絡が付かない状態となっています。
また、マスクの販売サイトについてもアクセス集中で接続出来ない状態となっています。
実際に購入を試みるもアクセスできず

アクセスと試みるも、「このサイトにアクセスできません」cocorostore.sharp.co.jp からの応答時間が長すぎます。との表示が出て、購入サイトに繋がらない状態です。
現在アクセス殺到中のため、ホームページに非常にアクセスしにくい状態です。
SHARPの特徴
元々、液晶パネルを製造していた工場を改造することで、1か月ほどでマスクを生産する環境を整えたシャープ。マスクとしての品質にも十分にこだわっています。
特に、液晶パネルを生産するための施設で必要なのは、クリーンルームが必ず必要になってきます。このクリーンルームとは、クリーン度の度合いにもよりますが、クラス3.程度のクリーン度が求められるので非常に清潔な空間で作られているのが保証されます。
このクリーン度は、ISOの規格で制定されており、(ISO 14644-1)に定められており、0.3μmほどの浮遊物が1㎥の空間に約100個程度までの空間と定められており、シャープの工場を見たことはありませんが、通常「パーティクルカウンター」などの測定器で常に空間状態を監視されています。
要するに、非常に清潔な空間で生産されたマスクだとのことです。
シャープが生産するのは、不織布マスク
不織布マスクとは、「織らない布状のもの」を言います。この織らないことで、繊維が一方向または、ランダム配向しており、通気性、ろ過性、保湿性などが非常に高い特徴があります。



製造コストも繊維をそのままシート状にできるので、織物や編物のように繊維を紡糸する必要がありません。このため、織物や編物に比べて低いコストで実現できます。また、不織布特有の性質(ろ過性、保温性、通気性)に加え、原料や製法の組み合わせによってさまざまな機能を付与することができます。
マスク購入のために出来ること
現在、シャープのサーバーが落ちていることが想定されます。このまま販売継続するとは思えないので、シャープの公式アナウンスを一度待ちましょう。
アナウンス後に再度販売方法が告知されると思われます。現状、シャープの一般マスク販売は厳しい状況となってしまったのは、非常に残念ですが、一刻も早く復旧して、販売して欲しいですね。
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