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今話題のデュアルSIMとは一体なにか?使い方やメリットを徹底紹介

皆さんが使用しているスマートフォンにはSIMカードが差さっていることは知っていると思います。そんなSIMカードには、端末識別番号や電話番号などの情報が記載されています。最近では、そんなSIMカードを2枚使用することにより、異なる端末番号や電話番号を複数使い分けることの出来るスマートフォンが主に海外メーカーから発売されています。

デュアルSIMカードとは一体なに?

そもそも1枚のSIMカードで十分に使用出来ていたのになぜ、2枚のSIMカードを使用する必要があるのか?そんな疑問を含め説明していきたいと思います。

デュアルSIMは、異なる通信規格に対応するために開発された技術

携帯電話の通信インフラが未整備、もしくは発展途上にある海外の多くは「まずは2Gを末端まで普及させ、その後徐々に3Gに切り替える」という方法を採りました。そのため中国やインドといった経済発展を遂げた国でも「既に3Gを使えるようになった地域」と「まだ2Gしか使えない地域」という」のが混在しています。もともと、デュアルSIMは通信規格が異なる地域でも1台の端末で済ませられるように作られたものです。

その為、海外では古くから使用されていた技術でしたが、日本国内ではメリットが無かったため最近まで実装されることはありませんでした。また、日本にMVMOの格安SIMが広まるまでは、回線契約(SIM契約)+携帯端末の購入はセットで購入との流れが原則としてあったため、1台の携帯端末に2枚のSIMカードを差す発想自体が浸透するのにかなり時間がかかりました。

MVMOについては、過去記事を参照
スマホ料金なぜ格安!?知られざるメリット・デメリットとは

デュアルSIMのメリット

SIMカードを複数使用するメリットとして、1台のスマートフォンで異なる通信会社の回線を使用することが出来ます。そのため、使用する2枚のSIMを何にするかによって、そのメリットは大きく変わってきます

代表的なSIMの組み合わせとは
  • 大容量データ通信の格安SIM+大容量データ通信の格安SIM
    >大容量のデータ通信を1枚の大容量格安SIMで契約するより格安に使うことが出来るため、テザリングなどデータ通信を多く使う人におすすめ。
  • キャリアのSIM+データ通信の格安SIM
    >カケホーダイやキャリアメールをキャリアのSIMで使いながら、格安のデータ通信を使うことが出来るため、電話やキャリアメールを多く使う人におすすめ。

デュアルSIMのデメリット

メリットばかり紹介しましたが、実は決定的なデメリットも存在します。

  • 2つのSIMカードを同時に使うことが出来ない点
    現在、日本で売られているスマートフォンのほとんどが「シングルスタンバイ」であることに起因しています。そのため、常にどちらか片方を選んで使う必要があります。また、端末によってはその切り替えが面倒である場合もあります。

例えばドコモの音声通話が出来るSIMと、MVNOの音声通話が出来るSIMの2枚をデュアルSIM端末に入れているとします。この場合、両方の電話番号で待ち受けをすることは出来ません。ドコモを選んだ時はMVNOは圏外になり、MVNOを選んだ時はドコモが圏外になります。

デュアルSIMスマートフォンの活用方法

2つのSIMを契約している場合に「2台持ちにするか」「デュアルSIM端末を使うか」は悩ましい問題です。

デュアルSIMは2つのSIMを1つの端末で使えるのは便利な反面、同時に使えないというデメリットもあります。ただし、今回ご紹介した方法であればデメリットは最大限に克服しつつ、「MVNOの格安SIMの安さ」と、MVNOの格安SIMにはない「キャリアの通話定額」というメリットを享受出来ます。通話を頻繁にする方にとっては特におすすめ出来るプランだと思います。

参考:ZenFone 3 Deluxe
珍しく数あるスマートフォンの中で、デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応している端末を紹介
⇧デュアルSIMカード設定画面対応している回線を契約前に調べておくのも大事なポイントとなるので注意してください。

製品購入先:エイスース SIMフリースマートフォン ZenFone 3 Deluxe(Qualcomm Snapdragon 821/メモリ 6GB)256GB ゴールド ZS570KL-GD256S6

SIMフリー端末の誤解を防ぐために

大手通信キャリヤ又は格安SIM契約含め、通信方式と利用周波数帯が異なります。そのため、先の記述どおりデュアルSIM対応スマートフォンを購入しすぐにSIM契約を交わすのは早とちりの原因となります。まず、確認すべきポイントとして、使用端末の通信方式を確認する必要がります。もし未対応の場合、契約しても通信を行うことが出来ません。

また、契約SIMによっては誤動作報告なども時折見かけるため、十分に下調べを行った上で契約することをオススメします。

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