ウェアラブルデバイスやスマートデバイスなど、呼び名が複数ありますが、それらを総称してスマートウォッチと呼ばれている腕時計ですが、筆者が約2年弱使用した感想と現在のオススメを紹介したいと思います。
スマートウォッチで一体なにが出来るのか?
- 様々な情報を手元で確認できるようになります。
仕事中や会議などに一目を気にせずに情報を確認することが出来ます。筆者の使い方としては、LINEなどの通知なども確認出来るので重要な通知などリアルタイムに知ることが出来ます。 - 電話の着信もスマートウォッチで確認
スマートフォンをポケットや鞄から取り出さなくても、着信中の相手を知ることができます。その為、スマートウォッチにマイク・スピーカ内臓のタイプであればスマホを取り出す必要なく会話が出来ます。また、ハンズフリーイヤホンなどを常時使用している人は、着信操作をスマートウォッチで行い、通話はイヤホンを使用して会話することが出来ます。 - 健康管理が可能
筆者は、スマートウォッチで健康管理をする気など全く無い状態で購入しましたが、腕に装着するだけで勝手に心拍数や移動距離などを日々管理してくれてます。とくに設定などしていませんが、デフォルトの目標値が設定されており目標まであと少しなど通知されると、もう少し頑張ろうかなと思うようになります。 - 道案内や帰宅時刻などを教えてくれる。
自宅の位置などをあらかじめ登録しておくと、現在地からの距離などから帰宅予定時刻や列車時刻などを通知してくれます。
スマートウォッチの不便なところ
- バッテリー残量を気にしなければならない。
スマートウォッチのバッテリーは非常に小さいため、長時間使用出来ると謳われているスマートウォッチでも3日程度しか使用できません。その為、スマートフォンと同様に1日1回充電するような使い方になります。また、スマートフォンのバッテリーと同様にリチウムイオン電池の寿命の問題もあります。リチウムイオン電池は基本的に充放電を500回程度繰り返すと著しくバッテリー持ちが悪くなると言われています。また大手リチウムイオン電池メーカによると、未使用状態でもリチウムイオン電池は劣化するため未使用状態でも3年程度が寿命と言われています。 - 液晶画面が焼けるモデルが存在する。
液晶焼けとは、同じ画面を表示させ続ける事により、残像が残ってしまう現象。通常、CRTディスプレイと違い液晶パネルは液晶焼けが存在しないと言われているが・・・・ 一部モデルでは液晶に残像が残ったなどの情報が複数上がっています。
上記、写真(Motorola製 Moto 360 1st)のように残像が残ってしまう場合があります。
- スマートフォンが無いと、ただの電池もちの悪い時計
スマートウォッチは、ペアリング機器との通信から基本動作が成り立っています。その為、スマートフォンの電池が切れてしまったりした場合、ただの時計に成り下がります。 - スマートウォッチの大きさの問題
筆者は気になりませんでしたが、女性や子供などが使用する場合、現在のスマートウォッチは大きすぎる問題があります。有名メーカーの通常の腕時計のサイズの約1.2~1.5倍程度は大きいサイズとなるため、使用中の腕へのフィット感は最初のうちは違和感があると思います。その為、結局使わなかったなどの体験談が多くあります。 - データの以降が出来ない?筆者の使用モデルだけかもしれないけど
筆者は、スマートフォンを良く買い替えます。その為、ペアリング設定しているスマートフォンも買い替える毎に変更となりますが、筆者の設定が悪いのか、スマートウォッチが悪いのか、別の機器にペアリングをしようと試みると、初期設定からの開始となってしまいます。この点は、スマートウォッチの改善が必要なポイントだと感じました。
スマートウォッチを購入する場合のポイント
スマートウォッチを購入する場合、まず押さえておくべきポイントとして、使用中のスマートフォンのデバイスはどのOSを使用しているのか?をまず確認しましょう。AndroidかIOS(IphoneなどのApple製品に搭載しているOS)いずれかを確認しましょう。
Iphoneユーザーの場合
アップル(Apple) Apple Watch Series 2
Apple Watch Sport 42mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド
公式サイト:Apple Watch Series 2
50mの防水に対応したスマートウォッチ。GPSを内蔵したこのモデルは、iPhoneを家に置いたままサイクリングやランニングに出かけても、移動した距離を正確に測定することができます。
前モデルでは、GPSが搭載されていないことが大きなウィークポイントだっただけに、今回の搭載は非常に大きな進化です。淡水だけでなく海水にも耐水を発揮するので、川や湖だけでなく海でも安心して使用できます。Appleが作った製品の中で最も明るいディスプレイは、強い日差しの下でもはっきり読み取れます。
Apple Watch Series 2を使用してみた感想
冒頭の記事と同様、Apple WatchはiPhoneがあって初めて機能を満たすようになっています。iPhoneを所持していない場合、一部GPS機能の強化などはありますが、基本機能としては時計しか見られません。Apple Watch自体の設定も多くはiPhone側で行う必要があり、Apple WatchはiPhoneのセカンドディスプレイという捉え方をした方が良いかもしれません。
Android端末との連携は不可ですのでご注意ください。Androidユーザーの場合
SONY SmartWatch3 SWR50-B
ソニー(SONY) SmartWatch (スマートウォッチ) 3 Bluetooth4.0 リストバンド型活動量計 SWR50-B 【並行輸入品】
公式サイト:SONY SmartWatch3
Apple Watchと同様に、SmartWatch 3の防水性能はIPX8(潜水状態での使用に対して保護されている)。また、IP6X(直径75μmの粉じんから保護されている)防じん性能を備えています。その為、よりアクティブな環境化での使用も可能となっており大変使いやすいスマートウォッチとなっています。
また、SmartWatch 3はリリース当初、WiFi機能が無効化されていましたが、平成28年5月下旬のOSアップデートにより、WiFi通信が可能になりました。Wi-Fi通信が可能になったことにより、自宅にAndroidスマートフォンを忘れたとしても、会社のWiFiネットワークにSmartWatch 3が接続されていれば、通知を受け取ることが出来ます。
Motorola Moto 360 2nd 42㎜ブラック
【第2世代】Moto 360 2nd Gen 2015 Smart Watch スマートウォッチ 腕時計 Android Wear iPhone対応 (42mm ブラック) [並行輸入品]
公式サイト:Motorola Moto 360 2nd
スマートウォッチでは少ない部類に入る丸型ディスプレイを搭載し、高級感のあるデザインのスマートウォッチとなっています。また、Android WEAR搭載 女性向けモデルとして、本体の直径が42mmと46mmの2種類のモデルがラインナップしています。この製品、かなり人気モデルで話題となったスマートウォッチです。
また、直径42mmってかなり大きいんじゃないかと思いますが、サイズ感がわかる動画があったので参考に確認して見てください。
Moto 360 (2nd Gen) Review
Motorola Moto 360 2ndを使用してみた感想
Motorola Moto 360 2ndは、モデルとしては2代目となります。その為、以前のモデルで問題となっていた(ボタンの位置)が3時の位置から2時の位置へ変更になっている点など工夫を感じました。実際、使用していて便利に感じた点としては、時計を正面に持ってくると自動的に輝度が明るくなる点、またソフトウェアの作りも不具合が少なく、電池もちも3日程度は充電が必要無い点などかなり使いやすいスマートウォッチとなっています。また、充電方式も非接触型のqi充電を採用しており、充電部との接続部分などが摩耗するなどの心配が不要となっています。
FOSSIL Q MARSHAL
[フォッシル]FOSSIL 腕時計 Q MARSHAL スマートウォッチ FTW2109 メンズ 【正規輸入品】
Q MARSHALはケースカラー・バンドカラー(材質)の組み合わせで4種類のラインナップがあります。また、ケース側のデザインの違いで兄弟モデルとして「Q WONDER」も4種類存在するため、合計8種類から選ぶことが可能になっています。また、従来モデルからのスペックアップ、他社既存製品との差異化という意味で、2016年モデルらしくウェアラブル向けに最適化された「Qualcomm Snapdragon Wear 2100」をチップセットに採用しているのが大きな特徴です。
おしゃれなスマートウォッチとなっており、服装に合わせてバンドカラーも組み合わせることが出来ます。1つ残念な点として、上記のMoto 360やApple Watchはもちろん、多くのスマートウォッチに搭載されている心拍センサーが搭載されていません。 歩数や睡眠時間、これに加えて心拍センサーの記録も残しておきたいと考えている人は要注意です。
まとめ
スマートウォッチと一括りに説明しても、色々な機能があります。その中で自身がどのような機能を使いたいか?また機能よりも、見た目重視など色々な選択肢があると思います。その中で、冒頭にも記載していますが、使用するデバイスにより選択肢が狭まってしまうことに筆者は少し残念に思っている所です。出来れば、スマートフォンやウェアラブルデバイスなども国際規格に乗っ取った仕様で製品化する日がきてほしいですね。
LEAVE A REPLY