任天堂Switchや付属ソフト・「リングフィットアドベンチャー」などを始めとする販売を唯一、先着順としていたMy任天堂ストアが抽選販売に変更することが2020年5月1日の告知で確定となりました。

『Nintendo Switchあつまれ どうぶつの森セット』の次回販売は抽選販売での実施を予定しています。販売時期については改めてお知らせします。
恐れていた事態となってしましましたね。ただし!この書き方では、通常版の任天堂Switchの販売方法については先着順の可能性がまだあるので、今後のアナウンス・販売に注目ですね。
目次
任天堂を揺るがす転売屋の存在が浮き彫りに
昔から、人気商品を買い漁り高値で売りつける転売屋の存在は知られている。そんな転売屋が任天堂を揺るがす事態になりはじめている。
実は、最近の転売屋が行う手法として、通販サイトなどの出品を「自動で検知・購入するソフト」が一部転売屋に間で広まっていた。これらのソフトを総称してBOT:robot(ロボット)の短縮形の名称で扱われている。
自動購入ソフトが引き起こす悪夢
自動購入ソフトが引き起こした悪夢は、転売屋による在庫不足や価格上昇に留まらず、4月20日頃から一般の人にまで広くソフトが広まってしまう事態が発生。
元々がフリーソフトであった自動購入ソフトであったため、SNSなどで使い方が拡散されるのもあっという間の出来事であった。
このような形のツイートは非常に多く、現在はさらにコミュニテーが巧妙化しており見つけにくい状況になっている。
BOTの自動購入で販売サイトがアクセス障害多発
自動購入ソフトが一般で出回ってから、相次いで任天堂Switchなどの人気商品を取り扱う抽選販売サイトがアクセス集中によりサーバーがダウンする事態が多発するようになってしまった。
4月24日 任天堂が販売延期を発表
これまで一貫として、先着販売を貫いてきた任天堂ストアが、突如4月27日に販売予告していた「任天堂Switch あつまれどうぶつの森セット」の販売を延期することを告知。

任天堂としては、異例の対応となっている状況だ。この対応の裏側には、アクセス集中によるサーバー負担が大きな原因とおもわれる。
自動購入ソフトは、当該サイトに毎秒何万回ものアクセスを可能にするソフトとなっているため、これらソフトによるアクセスがサーバーからはDDos攻撃と判断してしまえば、自動的にサーバーを保護してしまう可能性がある。
影響が計り知れない状況になっているのが現状
DDoSとは、ネットワークを通じた攻撃手法の一種で、標的となるコンピュータ(サーバー)に対して複数のマシンから大量の処理負荷を与えることでサービスを機能停止状態へ追い込む手法のことである。
任天堂ネットワークのID不正ログイン発生がサーバー増強の妨げに
任天堂Switchやあつまれどうぶつの森などのヒット作品が相次いで人気沸騰している任天堂の好調は、しばらく続くと思われていたが、ここに来てアクシデントが続出し始めた。
4月24日に任天堂Switch あつまれ どうぶつの森セットの販売延期のほか、実はニンテンドーネットワークの不正ログインが相次ぐ状態が発生。これによって、4月27日までにサーバー増強するスケジュールが間に合わなくなってしまった。

この不正ログインの対応には非常に時間を要するはずだ。任天堂としては、不正ログインの対処と任天堂Switch販売によるアクセス集中に耐えるサーバー構築の課題が科せられてしまった。
任天堂の意地を見せるか、予約抽選による妥協案で進めるのか注目
任天堂としては、今まで頑なに先着販売の姿勢を貫いてきたが、5月1日時点の発表では、任天堂Switchあつまれどうぶつの森セットが抽選販売方式に変更とのアナウンスとなっていました。
もしかすると、通常版の任天堂Switchは今まで通り、先着販売となる可能性もありますが望み薄となってしまったのが否めませんね。
また、この予約抽選の対応についてもアカウントの制限や何かしらのルールが設けられる可能性があるため、誰でも好きなタイミングで購入とは行かなくなるかもしれないのが筆者の恐れているところです。
また、販売アナウンスはGW明けとなるとのこと。いつでも欲しい時に手に入る日は、まだまだ来ない状況だけに任天堂の発表が待ち遠しい限りです。
こちらの記事もオススメ
こちらの記事では、任天堂Switchの販売サイトやMy任天堂ストアの告知や販売情報をお伝えしています。中々手に入りにくい任天堂Switchなので、大切な情報を見逃さないようにこまめにチェックすることをオススメしています。
LEAVE A REPLY